文武両道場 Dual Challenge Program 意思決定を通じて自分と向き合う 第4期修了

   

 

事業分類

プログラムコンテンツ事業ー文武両道場

実施内容

バレーボールの機能と構造を活用したマネジメント実戦:経営者的リーダー発掘育成プログラム

実施年

2019年7月〜8月

 

ストーリー


企業や地方自治体の管理職クラス及びその候補者層を対象にした人財開発・育成プログラム。参加者は女子高生/女子大生バレーボールチームの監督として2日間に渡りチームを率いながら、チームの「勝利」と選手個人の「満足度」という2つの目標を達成することを目指します。

参加者はほとんどがバレーボールの未経験者。バレーボールのことを何も分からない状態でチームを指揮しなくてはなりません。職場では、専門外の部署の管理職に任命されることもあります。部下の方が専門知識や技術、情報を持っている中で、その職場の生産性をどうすれば上げていくことができるのか、そうした問題意識が根底にあり、4年前の2015年にこのプログラムをスタートさせました。

第4期は、2019年7月29日から8月9日の2週間で、全4陣、社会人12社37名、高校・大学29校330名が参加。監督としての2日間の実践ののち、そのときの経験(出来事・自身の思考・感情)を教材に、以降6ヶ月間で、内省・分析 → 考察 → 試行 → 体験 → 内省・分析 →… のサイクルを回し、真のマネジメント力を磨いていきます。社会人も学生も、その体験を体験で終えず、言語化、分析することで確たる経験、形式知として自分の中に溜めていく、それが「文武両道場」です。


2月17日には、第4期受講生による最終発表会を実施。受講生には、6ヵ月を通して「感じたこと」「習得したこと」「反省したこと」「今の業務で活かしていること」を発表していただきました。

<受講生の発表の一部>

「自分が想像する相手の満足度は、実際のものと異なる可能性がある。普段の業務でも私はそれを見落としていた。」

「タイミングを逃さず行動・発信することの大切さを感じた。そのためには準備・想定・情報収集しておく必要がある。」

「上に立つものは、進むべき道を最初に提示する必要があるのでは。」

「マネジメントには、真の共通認識(目的・価値…)を生み出し貫くことが必要。」

最後は、Jリーグ川崎フロンターレなどの監督を歴任した風間八宏氏を特別講演にお招きしました。風間氏からは、「伝える」をテーマに講演をして頂きました。『見る・見せる』『目の合わせ方』『基準と自由』『原理』『言葉』『感触』…など、受講生にとってもスタッフにとっても大変貴重なものとなりました。

「バレーボールの監督をする」という一見ビジネスとは関係なさそうな2日間の体験。しかし、受講生はここから多くを学び、「チームマネジメントとは」「成果とは」「リーダーとは」等を真剣に考え直し、自身の業務・ビジネスにおいて実践しています。





以下の動画で、事業の詳細や参加者の様子をまとめています!


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備考

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