文武両道場 Empowered through Play Program(茨城県牛久市「うしくっ子体力向上プロジェクト」事業編)

   
投げる大作戦に挑戦した子供たち
 

事業分類

プログラムコンテンツ事業ー文武両道場

実施内容

子どもの運動器疾患予防及び体力向上を目標とし、運動有能感から自己肯定感を高め日常生活を豊かにしていくことを目的としたプログラム。これを通じ、親子の新しい関係性や子育てと向き合う親の成長促進を狙う

発注者/導入先

うしくっ子体力向上実行委員会

実施年

2022年6月〜10月

実施場所

茨城県 牛久市

 

ストーリー


文武両道場投げる大作戦

かつて身体活動を伴う「遊び」は、子どもの心身の発達において重要な役割を果たしていました。しかし、遊びの「3つの間(空間・仲間・時間)」が失われた現代において、成長期の子どもたちの著しい体カ・運動能力の低下という問題が起きています。さらに身体力テストにおける「ソフトボール投げ」に着目すると昭和60年をピークに子どもたちの「投げる」能力が低下し続けている現状です。これらの基本的な運動能力の偏りから運動機能障害を発症しているケースも2人に1人確認されるほど深刻な状況です。かつ、体カ・運動能力の低下と自己肯定感の低下は関連があることも報告されており、投げることを手段として子どもの自己肯定感を醸成することを目的としました。

「放課後PLAYパーク 投げる大作戦」はこれらの解決のために、うしくっ子体力向上プロジェクト実行委員会と連携し、実施されました。

子どもたちはイースタン・リーグ公式戦 茨城シリーズ2022での「投げる発表会 終球式」にて発表するために自分自身で目標(私は◯◯のように投げたい)を決め、それに向かって活動しました。

さらに活動には保護者も参画し、活動中における子どもの言動や行動変容などを調査しました。

全活動の最後には親子でも活動振り返り会を実施。活動中での変化や親子における認識の違いなどを明らかにし、親子の新たな関係性を構築しました。プログラムは北海道×茨城県プロジェクトの一環として開発されました。





新聞に掲載された記事の写し