文武両道場DCP第6期(2022年度)、最後のセッションである覚醒決起集会(自らの覚醒を語り、皆で未来に決起する会)を、2/24(金)に行いました。
当日は30名の道場生が一堂に会し、半年間の学びの成果を発表。
事前に塾長から、今回のプレゼンのお題提示にあわせて、以下、道場の目的、目標が再度提示された。
道場の目的、目標
目的
自己のマネジメントスタイルを知り、チームマネジメントを要するビジネスシーンでの生産性を高めること
目標
- 勝つチームを創ること
- 自己のマネジメントスタイルを形式知化し、再度実践知化すること
- デュアルタスク(勝利と満足度)に関するMy哲学或いは格言をはじき出すこと
覚醒決起集会のお題
「理性で整理し、本能で語れ!!」
同じ釜の飯を食った人たちが、様々な立場で様々な学びを共有する「学び合い」に本道場の神髄があります。ありのままを「何に恐れることなく」表現ください。
時間
1人9分
趣旨
「道場を巡る、自分にしかない体験・内省そして実践の中で拓かれた悟り、沸々と湧きあがった哲学、痛みと共に滲み出された格言・訓示について自らの魂で語る!」ことで、この世に生を受けた絶対無二の自らの存在を知らしめることが目的である。これまでの内省と職場実践の繰り返しによって導出されたかけがえのない「閃き」について、心を開放し、自由に、熱く、誰にも語れない内容で語っていただきたい。
留意・規定
内容は大きく2つ。
- 冒頭に必ず、自分の創り上げたチームについて発表。ビジネスモデルキャンバスを掲げ、説明。(勝因・敗因を明瞭且つ端的に述べる)
- 後は自由。かかげたチームのビルディングを通じて得た体験、そこからの気づきや成長等を交えながらしかと格言をはじき出すこと!
TEDトークならぬSEDトークとして、道場生それぞれが自身の言葉で語り合う1日となった。
※TED:Technology Entertainment Design、 SED:Science Entertainment Design
格言の紹介
道場生がこの半年間の体験・経験からはじき出した格言をいくつか紹介する。
- 人を動かすには「想い」よりも「選び抜く言葉」を大切にする
- 組織で成果を導くには納得感と共感と一体感である
- 結果は全て、己の人との向き合い方
- うまくやる、ではなく、成果にする。
- 自分の知らない自分は、まだ溢れかえっている。すぐそこに。
- 影の立役者を侮るな!!
- 自分で意思決定をし、心を込めて行動する そうすれば道は拓ける
- 自分の限界に気付いた時に可能性は広がる
- 過去の経験じゃない、今だ!
また、道場生のプレゼンの中で印象的だった言葉もいくつか紹介したい。
- 私のマネジメントスタイルの地殻変動が起きた
- この体験そのものが衝撃だった
- 業務は知見を持って話ができるが、今までのマネジメントスタイルは一切通用しないと気づいた。だからこそ相手から聞く、そこから判断するしかない
- 経験のないことでもわかろうとすることで見えるものがある
- 選手を戦力(リソース)として扱い、人として見ていなかったのではないか
コロナ感染症の影響で、3年ぶりにオフラインで開催した覚醒決起集会だったが、同じ体験をした者同士だからこそ通じ合うものがあり、地域、業界を超えて学びを増幅させ合うコミュニティが生まれた日となった。
会の後半には、「修了生講演」として、道場後4年経過した修了生の『軌跡と現在地』についてお話があり、今期の道場生に少し先の未来を想像させてくれた。
また、「ゲスト講演」として、2名の経営者が『意思決定と向き合う』という観点で、これまでのご自身の意思決定シーンについて生々しいお話をくださり、道場生に新たなテーマを提示してくださった。
【修了生講演】
㈱バルニバービ 福地恵理 (第3期修了生)
【ゲスト講演】
キュービーネットホールディングス㈱ 代表取締役社長 北野泰男
BNPパリバ・アセットマネジメント㈱ 代表取締役社長 土岐大介
道場生はこの後、最後の修了課題に取り組み、半年間の道場プログラムは修了する。
しかし、己の『道』を探し、作り続ける旅はこれからも続いていく・・・