文武両道場 DCP 第6期「精神と時の部屋」~岩手・紫波の陣~

岩手の陣に参加した選手たち

前回に続き今回も、文武両道場DCP「精神と時の部屋」についての投稿です!

文武両道場Dual Challenge Program! -意思決定を通じて自分と向き合う-
バレーボールの機能と構造を活用し、「経営者的リーダー」を発掘·育成するプログラムです。

実際に「自分の組織」(バレーボールチーム)を持ち、「結果」と「メンバーの満足度」を 同時に産み出す強い組織づくりに向け、最高指揮官としてマネジメント実戦をします。 そして、この体験で浮かび上がる自分のリーダー像と6か月間向き合いながら、 新たな資質や能力を自らの力で覚醒させる実戦型プログラムです。


本日は、「岩手・紫波の陣」(2022/8/10,11)についての共有です!

「岩手・紫波の陣」

【参加企業】道場生6名

  • みちのくコカ・コーラボトリング(株)
  • トヨタL&F岩手(株)
  • 医療法人仁泉会 みやぎ健診プラザ
  • (株)ベアレン醸造所
  • 岩手トヨタ自動車(株)

【参加校】選手27名、マネージャー6名   

  • 盛岡大学
  • 岩手県立紫波総合高校
  • 岩手県立宮古高校
  • 岩手女子高校
  • owlsアカデミー

今期最小規模での開催となった岩手。結成されたチームは4チーム。
道場生2人ペアで戦うチームと、1人監督チームがそれぞれ2チームずつ。

初日のリーグ戦は、2人監督チームが1,2位となり、2日目の決勝トーナメントへ。
決勝トーナメント初戦2試合は、番狂わせもなく、予選1,2位のチームが順当に勝ち上がりました。

チームミーティングを行う選手たち
チームミーティングを行う選手たち
チームミーティングを行う選手たち
円陣を組んで声掛けをする選手たち
監督の話を聞く選手たち
ベンチで応援する選手たち
決勝は、予選1位の「スマイル×2」、対するは、予選で「スマイル×2」に「18-25」で負けている「カナリヤ軍団」。予選と同じ結果となるのか・・・

どちらが勝つか全くわからない1点を争う展開の結果、「25-24、25-22」と、接戦を制して「カナリヤ軍団」が優勝を手にした!

この岩手の陣では、道場生はこんなテーマを得たのではないでしょうか。

『失敗を成功に変えるために必要なことは何か?』

初日負けたチームとの戦いに再び負けることなく、最も重要な一戦で勝利を掴んだ「カナリヤ軍団」。
その要因は何か・・・

道場生は来年2月まで、この夏の2日間の「結果(戦績・事実)」に向き合いながら、自身のマネジメントスタイル、ひいては「自分そのもの」に向き合っていきます。
2月の「覚醒決起集会」(成果発表会)では、その成果として、実務での変化についても発表いただきます。
1年後、3年後になっても、自己変革の種となっているこの「道場」。
今期はどのような変化が起こるのか、楽しみです。

文武両道場 DCP 第6期「精神と時の部屋」~福島・磐梯熱海の陣~

DCP福島集合写真

前回に続き今回も、文武両道場DCP「精神と時の部屋」についての投稿です!

文武両道場Dual Challenge Program! -意思決定を通じて自分と向き合う-
バレーボールの機能と構造を活用し、「経営者的リーダー」を発掘·育成するプログラムです。

実際に「自分の組織」(バレーボールチーム)を持ち、「結果」と「メンバーの満足度」を 同時に産み出す強い組織づくりに向け、最高指揮官としてマネジメント実戦をします。 そして、この体験で浮かび上がる自分のリーダー像と6か月間向き合いながら、 新たな資質や能力を自らの力で覚醒させる実戦型プログラムです。


本日は、「福島・磐梯熱海の陣」(2022/8/6,7)についての共有です!

「福島・磐梯熱海の陣」

【参加企業】道場生8名

  • キュービーネット(株)
  • アイバイオテック(株)
  • ゼビオ(株)
  • (株)坂東太郎
  • (株)スマートバリュー
  • (株)東北銀行

【参加校】選手79名、マネージャー11名   

  • 福島大学
  • 会津高校
  • 郡山東高校
  • 福島橘高校
  • 安積黎明高校
  • 白河高校

初開催の福島。今期最多、90名ほどの学生が集まりました。
結成されたチームは6チーム。 道場生2名ペアで戦うチームが3つ、1人監督チームが2つ、残り1チームは学生のみのチームとなりました。

試合内容を話し合うメンバー
試合内容を話し合うメンバー
観戦する選手たち
試合中に監督の話を聞く選手たち
勝利に喜ぶ選手たち
 初日の予選リーグは、虎リーグ、龍リーグ2つに分かれて、3チーム総当たり戦。
 虎リーグ1位通過は、学生チーム「ミニオンず」。 
龍リーグ1位通過は、2人ペア監督「なまリーズ」。

迎えた2日目、リーグ1位の2チームは初戦で敗退。 
決勝に勝ち上がったのは、初日虎リーグ2位の「bamboo」と、3位の「チーム華」。 

初日の結果は、「11-25、25-19」と、1勝1敗同士の相手。 
どちらが勝つか全くわからない情勢の中、 「25-15、18-25、18-16」と、フルセット・デュースの末、初日最下位の「チーム華」が優勝を手にした! 

本道場史上、3本の指に入る見ごたえのある試合。会場にいる全員が興奮していました。

優勝したチーム華は、決勝に進むまでの2試合も、接戦・フルセットを制して決勝に進んでいる。 (初戦「25-21、25-23」、準決勝「25-21、19-25、15-4」) 
試合後に話し合う道場生
試合後に話し合う道場生

この福島の陣では、道場生はこんなテーマを得たのではないでしょうか。
『勝つか負けるかギリギリの環境で競り勝てる組織を作るために必要なことは?』

ちなみに、ぎりぎりの試合に勝ち続けたチームがいた一方で、2日間で1勝もできないチームもありました。
『勝てない組織を勝てる組織にするためのマネジメントとは?』
こんなテーマも浮かび上がってきます。

現在道場生は、この夏の2日間の「結果(戦績)」に、真正面から向き合っています。
まぎれもない事実(当日のデータ、学生の声)を痛みとともに受け止めて進めています。

12月には、その内省・分析結果を、自チームの学生たちに向けて発表予定です。
「道」はまだまだこれからが本番です。

文武両道場 DCP 第6期「精神と時の部屋」~東京・代々木の陣~

東京会場・全員集合写真

前回に続き今回も、文武両道場DCP「精神と時の部屋」についての投稿です!

文武両道場Dual Challenge Program! -意思決定を通じて自分と向き合う-
バレーボールの機能と構造を活用し、「経営者的リーダー」を発掘·育成するプログラムです。

実際に「自分の組織」(バレーボールチーム)を持ち、「結果」と「メンバーの満足度」を 同時に産み出す強い組織づくりに向け、最高指揮官としてマネジメント実戦をします。 そして、この体験で浮かび上がる自分のリーダー像と6か月間向き合いながら、 新たな資質や能力を自らの力で覚醒させる実戦型プログラムです。


本日は、第2陣「東京・代々木の陣」(2022/8/2,3)についての共有です!

第2陣「東京・代々木の陣」

【参加企業】道場生9名

  • (株)ジャパネットホールディングス
  • (株)村田製作所
  • (株)山下PMC
  • (株)スマートバリュー
  • キュービーネット(株)

【参加校】選手49名、マネージャー7名

  • 都立国立高校
  • 筑波大学附属高校
  • 川越南高校
  • 川越総合高校

昨年は新型コロナウィルスの影響で岩手1陣のみでの開催となったため、東京での開催は2年ぶり。 文武両道場常連校が多いエリアですが、今年もいまだ新型コロナウィルスの影響は強く、 人数を絞っての開催となりました。

チームは5チーム。社会人道場生は9人。
9人中8人は、2人ペアでのマネジメント実践、残り1人は単独での実践でした。

この東京の陣では、2日目朝、波乱の出来事が起こった。
「川越総合高校、全員欠席・・・」 
学生56名のうち、20名が減り、36名に。 36名で5チーム・・・。

1チームの人数は11人から、7人に減った。 
そして、「4人制」での実施が決まった。

インドアでの4人制。
参加校の先生たちは興奮していた。 
コートは2m程度狭くし、4人でも戦える設定にした。 

ビジネス環境同様のアンコントロールな「激動」を創り出すことができ、 道場生にとっては学びを獲得できるありがたいサプライズだったのではないだろうか。 

異例の事態に対し、5チームの様子は明確に分かれたように感じる。 
主力選手が抜けて、それがプラス要因として他の選手が積極的に動き始めたチーム。 
衝撃的な環境変化にもかかわらず、大きな変化が見られないチーム。 

試合は、予選1位だった「Smiler」は、決勝トーナメント初戦(準決勝)で、 予選最下位の「ミニオンズ」に敗退。17-25、13-25と、差をつけられての敗退。 
優勝したのは、なんと、「Smiler」を破った予選最下位の「ミニオンズ」! 
決勝戦は、25-12、22-25、15-11と、大接戦の末、初日からの大逆転で "優勝”を手にした。 

東京の陣では、道場生は2つのテーマを得たのではないでしょうか。
1つは、6人制が4人制に切り替わったという出来事から、『環境変動にどう適応するのか?』というテーマ。
2つ目は、初日全敗チームが優勝した出来事から、『勝てない組織を勝てる組織にするためのマネジメントは何か?』というテーマ。

道場生が、事後課題やフィードバックフェーズに取り組む中で、このあたりのテーマをどのように 内省・考察してこられるか、楽しみです!