「可愛い子には旅をさせよ!」
ANAホールディングス株式会社が事務局をつとめる「旅と学びの協議会」の第二期会員に正会員として参加しました。
旅の効用を科学的に検証し、旅を次世代教育の一環として活用、提言することを目指して活動していきます。
その中で、Waisportsジャパンは「スポーツ、旅、教育から探る新しい地方創生モデルへの考察」と題して新たなプロジェクトを立ち上げ、リーダー団体として活動を推進していきます。
プロジェクト概要
就学層や就労層の部活動、クラブ活動、その他各種活動における遠征や合宿、旅行等に、「心身活動」と「地域資源」*1を掛け合わせた新しいプログラムを付加することで生じる教育的・社会的効果*2について検証する。
*1 = 人的資本、人工資本、人口資本、自然及び社会関係資本
*2 = 教育的効果:ひとの「成長」、社会的効果:まちの「成長」に寄与する人と人の「関係性」の醸成、及び各人の当該地域や地元への「郷土意識」の変革。旅が学びを、学びが次の新しい旅を産み出すと考える。
実施目的
旅は、スポーツ資源*3を通じた教育や文化と絡むことで人やまちに新たな成長を付与していくという仮説*4を検証していくことで、スポーツを通じた新しい地方創生モデルを考察していくこと。
*3 = ハード(アリーナ スタジアム等施設・自然等)とソフト(各体験・各種目・選手・大会等)
*4 =「スポーツは教育や文化と融合することで新しい生き方の探究となる」(五輪憲章根本原則)
これまでの地方創生の経験や、教育コンテンツの開発経験を使いながら新たなことにチャレンジしていきたいと思います!
※旅と学びの協議会とは
ANAHD が 4 名の有識者(立命館アジア太平洋大学(APU)学長 出口治明氏、東京学芸大学大学院准教授、スタディサプリ教 育 AI 研究所所長 小宮山利恵子氏、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授 前野隆司氏、駒沢女子大学観光文化 学類准教授 鮫島卓氏) とともに、2020 年 6 月に設立。教育工学・幸福学・観光学の視点から、旅の効用を科学的に検証し、旅を学校および社会人教育の次世代手法としての有効活用を提言することを目的としている。
第一期の26団体(企業、教育機関、自治体等)に加え、第二期は新たに24団体が加入。
【旅と学びの協議会】