今期も始まりました!!
文武両道場Dual Challenge Program! -意思決定を通じて自分と向き合う-
バレーボールの機能と構造を活用し、「経営者的リーダー」を発掘·育成するプログラムです。
実際に「自分の組織」(バレーボールチーム)を持ち、「結果」と「メンバーの満足度」を同時に産み出す強い組織づくりに向け、最高指揮官としてマネジメント実戦をします。
そして、この体験で浮かび上がる自分のリーダー像と6か月間向き合いながら、新たな資質や能力を自らの力で覚醒させる実戦型プログラムです。
今期の「精神と時の部屋」が7月19日(金)~21日(日)の3日間に渡って実施されました。
現場でのチームマネジメントを目下実践しているマネージャーや、次期マネジメントを担う人材が、様々なモチベーション・バックグラウンドを持つ高校生をどう導き、目的(優勝)を達成していくか?
難解な課題に挑む「体験」から浮かび上がる自分自身、リーダーとしての素質・マネジメントのスタイルを知ることで約8か月の期間を通して実務におけるパフォーマンス向上を目指します。
7/20(土)に道場生と学生が顔合わせを行った後、予選会、21(日)には決勝トーナメントが行われました。
監督としてチームのメンバーにどう接し、導いていくか。
そして試合中、起こった事象に対してどうチーム・メンバーに介在し、勝利へ導くか。
「戦術のことは分からない。まずは学生の中から頼れるリーダーが誰なのかを見極めたい。」
「メンバーそれぞれに役割を与えたい。」
そう話す道場生や、自らがリーダーシップをとって学生たちを牽引していこうとする道場生まで様々でした。
試合中は、目まぐるしく変わる戦況にどう立ち振る舞いすればよいか分からず、戸惑いを見せる道場生。流れが悪いときはタイムアウトを要求し、声掛けを行っていました。
チームは6校計95名の高校生がシャッフルされてできた急造チーム。
上手く輪に入れている学生、そうではない学生など様々みられる中、その状況にいち早く気づき、「昼食の時に声をかけにいってほしい」と道場生がキャプテンにお願いにいく場面も。
最終日には前日の反省をいかし、
「データを分析すると昨日は基本的なミスが多く失点に繋がっていた。今日は丁寧にプレイしていこう」
と具体的な指示を行っている道場生も見られました。
夕方のリフレクションでは、各チームに張り付き行動観察を行っていたスタッフから
「どんなことを意識して行動していたのか」
「チームの状態をどう捉えていたのか?」
などの質問を通して振返りを行いました。
また
「試合に出場していなかった高校生のことをどうケアしていたのか」
「そもそも試合に出ていない高校生の本音に気づけていたのか?」
など、参加校の先生からも鋭い質問がありました。
3日間を終え道場生は疲れ切った表情。
しかし、道場はここからが本番となります。
生の体験・教材を元に、ここから7か月間、重要な「内省・考察」のセッションとなります。
今後道場生がどのような気づき・学びを抽出するのか、注目です!
2月中旬まで今期の道場は続きます。
ご興味ある方は是非お問い合わせください。
文武両道場専用お問合せ先:bunbudcpdenigiwai@waisports.com